2024年都立高校入試の難易度予想

来春の都立高校入試まで残り五ヶ月となりました。過去三十年を振り返ると、新たな学習指導要領が導入され、それに合わせて教科書が改訂されてから三年目に都立高校の入試問題は必ず難化をしてきました。それは、これまで他の記事でも繰り返し指摘してきた通りです。

さて、まさに2024年はその年に当たります。果たして、そのジンクスは今回も繰り返されるのか。私は、間違いないと確信しています。仮にそうでなかったとしても、対策をしておいて損はありません。

では、どのように難化するか?

採点作業の合理化に逆行するので、記述問題が増えるということはないでしょう。また、改訂前と比べて著しく教科書の情報量が増えた訳でもないので、重箱の隅を突くようなトリビアの出題で正答率を下げるというのも考えにくいです。

よって、想定されるのは、暗記や消去法では解答できない問題の増加でしょう。つまり、たかが四択といえども、正答を導くまでに何重もの思考プロセスを要求する問題です。

対策としては、当然のながら途中のステップで間違わないために、まず基本知識は徹底しておくこと。その上で、普段から、解答を導くまでの自分の思考過程を可視化する習慣を身につけることです。そのためには、どうすれば良いのか?

それはぜひ当事者の皆さん、考えてください。私にも私のアイデアがある。ヒントは昨今の大学入試問題の傾向と対策です。絶対という言葉は口が裂けても使えませんが、問題提起と対話を重ねてきた22期生のベストが来年の二月に発揮されるのを心から楽しみにしています。

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