2021年度都立高校入試 倍率予想
【都立高校の入試倍率】
過去二十年間を振り返ると、景気動向と都立高校の入試倍率には強い相関関係が見られます。
都立国立高校を例にとってみると、元々人気校で高倍率であることを割り引いても以下のように入試倍率の変動にかなりの幅が見られます。
(例)都立国立高校の入試倍率の推移
2001~2008年 平均1.6倍程度で推移
2009年 1.96倍 ←前年10月にリーマンショック/日経平均7568円
2010年 2.16倍 ←ヨーロッパ債務危機/日経平均9203円
2011年 1.81倍
2012年 1.98倍 ←前年3月に東日本大震災/日経平均8766円
2013年 2.16倍 ←民主党政権による経済低迷/日経平均8933円
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2017年 1.57倍 ←日経平均が20000円台を突破/日経平均22764円
2018年 1.67倍 ←常春経済と称される/日経平均23738円
2019年 1.70倍
2020年 1.61倍 ←日経平均がバブル後の最高値を更新/24083円
2021年 ?倍 ←コロナ禍と消費税増税によるマイナス成長
以上のアノマリーを踏まえると、2021年度の都立高校入試は非常に厳しいものになると覚悟しておいた方が良いでしょう。
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