SPI問題の解説を始めます
最近の就活では、一流企業のエントリーに通るにはSPIなどの学力検査で8割以上が必須であると言われています。
自分自身は就活をしたことがないので、SPIを受けたことはないのですが(外資系製薬会社のウェブテストを十年以上前に受けたことはあります。理由はご推察ください)、一体どの程度のものかと思い、問題集を取り寄せてみました。
感想は、、、
かなり難しいです。
中高時代に勉強をしてこなかった人には歯が立ちません。間違いなく0点です。
また仮に勉強はしても、それが暗記学習だったら役に立たないでしょう。
しいて言うと、慶應大SFCの小論文に似ています。
つまり、初見の条件設定下で論理力を問うという。
これは一朝一夕で身につく能力ではないし、学校や予備校のテキストで学べるものでもありません。
SFCの子達が就活で無敵な理由が分かった気がします。
ただ、ふと気がついたのは、換骨奪胎で、SPIの対策を通じて論理力を鍛えておけば、数学の文章題や証明、現代文の読解、小論文の基礎を対策として有効なのではないかと。
と言うのも、SPIの論理系問題を解くのに必要なアプローチは、私が小論文の指導で援用している論理法則と酷似しているからです。つまり、SPIの問題をこなすことによって、小論文の分析や構築に必要な論理法則を集中的に訓練することができるのです。
そこで、自分自身の論理能力のアップデートを兼ねて、中3と高校生に対して、少しずつSPIの解説を実験的に行なって、その効果を見てみたいと思うところです。
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