「東大王」「小5クイズ」打ち切りの真相
大学受験、そしてその前哨戦である中高受験が、
遠からず「オワコン化」するのをテレビ局は知っているからです。
なぜでしょう?
これまでは学歴のほかに個人の知力を表す手段がなかったので、
学力が知力を測る「ものさし」として重宝されてきました。
しかし、コロナ禍により状況は一変しました。
AIを援用した選考システムの普及により、
いま、企業は自前で就活生の知能から人格に至るまで測定可能です。
学歴は知の「ものさし」としてはお役御免、
フィルターの一つに格下げになりました。
知力の吟味は最新の選考システムが代行するのです。
学歴の価値が薄まれば、大学受験、ひいては中高受験の価値も薄まります。
東大生や御三家生がステータスでなくなれば、彼らをフィーチャーした番組は成立しません。
それが打ち切りの真相です。
本来、企業が欲しいのは、学力が高い学生ではなく、知力が高い学生です。
そして就活にとどまらず、知力と人間性が高ければ、実人生も豊かになるのです。
学力≠知力
受験、就職を超え、人生を生きる力へ
アカデミア
0コメント